スマコト

SIMフリースマートフォンについてのいろいろなコト

Polasma 新ファームウェア(0822版)の改善点

Polasmaの新しいファームウェア0822が8/26に公開されていましたので、確認してみました。今回の修正は改善効果が高いので、適応されることをお薦めします。

 

ファームウェアアップデートのお知らせ

ファームウェアの更新履歴

Polasma V10B-20140822(最新)

バージョン更新履歴
0328 工場出荷版
0423 キッズダイヤラ追加、Kidozアプリ更新
0513 SIM切換えアイコン追加、電力消費増加問題発生(Wi-Fi OFFで緩和する)
0527 0513の電力消費問題改善
0623 目的不明
0822 SIMカード切替の不具合改善、バッテリー駆動時間の改善

 

SIMカード切替の不具合改善

プルダウンメニューでSIM選択を呼び出し、ワンタッチで切り換えることができます。データSIMに切り換えた際には、一旦パワーボタンを押してスタンバイに入って戻るという操作をしないと切り替わらないバグが解消されました。

バッテリー駆動時間の改善 

PolasmaはAntutuのバッテリースコアが低いという評価がありましたが、体感上の駆動時間はスコア程悪くないと思っていました。それが今回のファームで大きく改善されました。Antutuのバッテリースコアなどのベンチマークは実際の駆動時間とは乖離が大きく、例えばスコアが2倍であるから、バッテリーが2倍長持ちするということはありません。例えばこのソフトはLCDバックライトを最大輝度にして、負荷のかかるソフトを断続的に走らせて、バッテリーの消費を測るもので、実際に重要な待機時間はスコアには反映されません。同じSOCを採用しており、スコアの良いとされるgeanee FXC-5Aと比較すると、大部分のスコアの差はLCDの消費電力です。FXC-5Aは最大輝度もかなり暗めに設定されていますが、Polasmaはジャパンディスプレイの発色の良さを生かすためか、かなり高い輝度に設定されており、これがスコアが低い一因だったと思われます。それ以外も改善されており、Android4.2で、少なめのバッテリー容量でありながら、ベンチマークも実際の駆動時間と共に良くなってます。

 

Antutuバッテリースコア(80%時)

f:id:third_tsubame:20140908201053p:plain

関連記事

Polasma - スマコト

 

 

 

買ってもいい格安スマホ(3G編)

SIMフリーマーケットの発展と共に、格安SIMフリー機も続々と新機種が発表され、スマホ初心者の方も購入されるようになっており、玉石混合の中で、どの機種を選んだらよいか判りにくい状況になっています。今回は3G編と題して、LTEに対応していない3G対応の機種に限定して、機種選定のポイントを解説します。格安SIMで使う場合には、LTE通信のメリットは非常に少ないため、3Gオンリーで、より端末スペックのよいものが、コストパフォーマンス的に優位ですが、海外大手メーカーは既に3Gモデルはラインナップになく、コヴィア、Geanee、freetel、Polaroidなどが製品を出している状況です。

 

修正履歴

* 電子コンパスとLCDドットピッチ、Wi-Fi 5Ghzについて追記しました。(2014.8.13) 

* freetel nicoが最終ランナーでようやくゴールしたので更新しました。(2014.9.27)

* 星の評点を調整しました。(2014.10.4)

 

freetel Priori(FT132A) 9,500円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121444j:plain

f:id:third_tsubame:20140812123634p:plain

CPU: シングルコア(Cortex-A5 1GHz) Spreadtrum SC7710

RAM/ROM: 512MB/512MB

LCD: 3.5インチ

Android 4.2

 小型で安価で一定性能に限定されたスマホであり、初心者にはお薦めしません。初心者こそ、性能が充分で、操作自身に戸惑わない機種を選ぶべきです。基本性能が低すぎて、機器の制限で動かないのか、自分の知見が足りなくて動かせないのかもわからないまま、スマホ自身に失望することになります。小型で安価なことは、簡単に使えるという事ではありません。特にFT132AはCPU性能と、メモリ容量の両方に大きな制限があり、内部ストレージの容量不足を外付けのSDカードで補う構成のため、SDカードの破損でシステム全体が動かなくなるトラブルも多いです。またFOMAプラスエリアに対応していないため、電波が届かないエリアも多いです。FT132Aを選ぶなら、ガラケーのまま、もうしばらく様子を見るか、大手通信キャリアの提供するスマホにしておくのが無難でしょう。

 

FT132Aが向いているのはある程度スキルのあるユーザーのサブ機としてです。スキルがあれば、この一定性能に限定された安価なスマホを、自らの限定的な用途に当てはめて便利に使うことができるでしょう。各種のGoogleや他のクラウドサービスを、最も小さなサイズで携帯するだけなら可能性のある端末です。インストールできないアプリも多く、画面が小さすぎて入力もしづらいですが、限定的なサブ機としてなら使えるでしょう。電子コンパスは搭載されていません。

 

これは2007年頃に発売されたASUSのEee PCやその後のネットブックのようです。元来はインターネット利用に特化した低価格パソコンの位置づけでしたが、実際は初心者向けの安価なエントリーモデルとして、移動体通信端末及びサービス加入権をセットに拡販されたため、多くの初心者に混乱と失望をもたらしました。初心者こそ、性能が充分な機種から入るべきです。

 

geanee FXC-5A 15,120円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121519j:plain

f:id:third_tsubame:20140812123706p:plain

CPU: クワッドコア(Cortex A7) MedeiTek MT6582M

RAM/ROM: 512MB/4GB

LCD: 5インチ(qHD)

Android 4.4

コストパフォーマンスに優れたエントリー商品です。Android4.4のおかげで、少ないメモリ容量でも、快適に利用できます。初心者にもお薦めできます。難点はストレージ容量が4GBと少ないのにかかわらず、SDカードにアプリを移動できないため、インストールできるアプリの数に制限があります。インストールできるアプリ数の制限と、Bluetooth関連に課題はありますが、イオンのターゲットのシニア層には画面が大きく、価格が安いという点で適しています。これはイオンでしか購入できない専売製品なのでご注意ください。ロープライス機ながら電子コンパスを搭載しており、徒歩でナビを利用する時に便利です。

 

covia CP-F03a 18,800円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121519j:plain

f:id:third_tsubame:20140812123732p:plain

CPU: クワッドコア(Cortex A7) Broadcom BCM23550

RAM/ROM: 512MB/4GB

LCD: 5インチ(qHD)

Android 4.2/4.4

SIMフリースマホを牽引してきたと言えるベストセラー標準機です。アマゾンやBCNの調査で、今年のSIMフリー機での販売台数No.1です。Android4.4へのアップグレードが終わり、少ないメモリ容量でも、快適に利用できます。ストレージ容量が4GBと少ないですが、SDカードにアプリの移動ができます。電子コンパスは搭載されていません。

9.10のファームウェアで消費電力が大幅に改善し、より便利になりました。デュアルSIM切り替えの元祖モデルです。

珍しいところでは、準天頂衛星「みちびき」に対応しており、GNSS(GPS)の精度向上や、その他のアプリケーションが期待できます。

covia - ネットアプライアンスのブランド「Covia」: 【重要なお知らせ】CP-F03aファームウェアアップデートのお知らせ

 

Polaroid Polasma/Lineage 27,667円/26,667円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121624j:plain

f:id:third_tsubame:20140812123757p:plainf:id:third_tsubame:20140812123808p:plain

CPU: クワッドコア(Cortex A7) MedeiTek MT6582

RAM/ROM: 1GB/4GB

LCD: 5インチ(qHD)ジャパンディスプレイ

Android 4.2

ディスプレイクオリティとデザインに優れたブランド機です。他の格安ノーブランド製品とは異なるテイストを持っています。メインメモリを1GB搭載しているため、Android4.2でありながら、実用的な性能を維持しています。バッテリー利用時間が短いという点が報告されていますが、これはディスプレイの発色の良さを強調するためなのか、輝度が高めに設定されており、バッテリー時間を短くしています。輝度をかなり低くしても、他の機種より明るいので、輝度は十分に低くして使いましょう。電子コンパスは搭載されていません。

 

9.20に発表された新ファームにより、バッテリー利用時間とSIM切換えの利便性が改善し、完成度が高まりました。

ファームウェアアップデートのお知らせ (Lineage)

ファームウェアアップデートのお知らせ (Polasma)

 

TJC StarQ Q5001 24,800円(税別)  19,800円(税別)に価格改訂 f:id:third_tsubame:20140929121444j:plain

15,984円(税込)で在庫一掃販売開始(ビックカメラ) 2014.10.4 

f:id:third_tsubame:20140812123841p:plain

CPU: クワッドコア(Cortex A7) MedeiTek MT6582

RAM/ROM: 1GB/16GB

LCD: 5インチ(HD)

Android 4.2

LCDパネルをHDにしたり、メモリを1G/16GBにしたりといった、他機種との差別化があまり功を奏しておらず、今ひとつ安定感に欠け、販売は不振のようです。電子コンパスは搭載されています。発売時はGPSの不良やセルスタ・アンテナピクト問題など不安要素が沢山ありましたが、7.4のファームウェア更新により大分安定したようです。デュアルSIMの切換えは手動です。freetel nicoと同様に内部ストレージに0.9GBしか配分していないので、せっかくの16GBのROM容量がまったく生かせません。

nicoより仕様的には勝っている製品ですが、販売不振のため、発売からわずか4ヶ月の間に2回の価格改定を行い、約9,000円も安くなりました。初ロットが大量に在庫で動かないための措置と思われますが、こうして初ロットだけで短期的に販売が終了する製品はいくら安くても、その後のサポートや、ユーザーが圧倒的に少なく情報も入らないなどの観点から、すでに購入された方が御自身の予備機として購入する以外はお薦めしません。

 

新製品

これから発売予定のFLEAZ F5とfreetel nicoは低価格とメモリ容量アップの点で期待が持てます。

 両機種とも発売開始されました。

covia FLEAZ F5 18,800円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121817j:plain

f:id:third_tsubame:20140812123855p:plain

CPU: クワッドコア(Cortex A7) Broadcom BCM23550

RAM/ROM: 1GB/8GB

LCD: 5インチ(qHD)

Android 4.4

市場実績の高いCP-F03aの後継機で、最初からAndroid4.4を搭載し、メモリ容量を1GB/8GBに上げたものです。メモリ容量に余裕があるため、初心者が使い進めてもアプリがインストールできなくなる心配は少ないです。電子コンパスは搭載されていません。

出荷直後はデュアルSIMが故と思われる不具合が報告されていましたが、9.5のファームウェア以降、非常に安定しました。SIM切換え機能の完成度はCP-F-03aと同様に、最も高いです。

CP-F03aから継承し、準天頂衛星「みちびき」に対応しており、GNSS(GPS)の精度向上や、その他のアプリケーションが期待できます。

covia - ネットアプライアンスのブランド「Covia」: 【重要なお知らせ】FLEAZF5 CP-F50aK ファームウェアアップデートのお知らせ

freetel nico 17,800円(税別) f:id:third_tsubame:20140929122158j:plain

f:id:third_tsubame:20140812123926p:plain

CPU: クワッドコア(Cortex A7) MediaTek MT6582

RAM/ROM: 1GB/8GB

LCD: 5インチ(HD)

Android 4.4

何度も発売日や仕様を変更しているfreetelなので、9月に出てくるのかは不安ですが、その仕様と価格は魅力的なので、見守りましょう。同じMT6582を採用している他機種(GeaneeやPolaroid)がBluetoothテザリングがうまくできていないので、同様な可能性があります。この点ではQualcommやBroadcomを採用した製品が安心です。電子コンパスが搭載されているかは不明です。ません。

9.26に発売が開始されました。製品の質感は、他の機種より突出して重いことを除けば中々よい仕上がりです。しかし同じMedeaTekを採用した商品としては、最も早かったPolasmaから遅れること約半年にも関わらず、残念ながら各社が解決済みの問題がほとんどそのまま残っており、製品の安定にはしばらく時間がかかりそうです。

8GBのフラッシュメモリを搭載していながら、アプリをインストールするための内部ストレージに0.89GBしか配分されていないことが判明しました。これはOTAによる更新は難しいと思われ、事実上は4GB搭載機と同じ使い勝手になります。(アプリをSDカードへ移すのには限界があるので)

 

電子コンパス

eコンパスやデジタルコンパスとも呼ばれ、微弱な地磁気を検知する磁気センサーを用いて実現しています。これは徒歩でナビを利用するときには、最初に歩き出す方向を掴むのに便利ですが、車でナビをする場合は移動している方向にヘディングアップしますので、電子コンパスは必要ありません。個人の利用形態に応じて、有益性は異なります。

LCDドットピッチ

StarQ5とfreetel nicoがHD(1280x720)で、その他はqHD(960x540)というパネル解像度です。これはppi値で表すと5インチ HDが294ppi、5インチqHDが220ppi、4.5インチqHDが245ppiになります。HD解像度のほうがスペック的には高いのですが、5インチ以下というLCDサイズでは大きな差はありません。今回の機種比較では、解像度がqHDでありながら、Polasma/Lineageが圧倒的に表示品位が高いです。ppi値はちなみに初代iPad mini(7.9インチ)が163ppiで、それ以降Retiaで326ppiになりましたが、この解像度のアップでは視認性は上がらず、読めるかどうかは画面サイズ(文字の大きさ)で決まります。今回の5インチ以下での比較ではHDパネルはqHDに対して、大きなアドバンテージはないという見解です。

Wi-Fi 5Ghz対応

このクラスではコヴィアの2機種(Broadcom採用)のみが、5GhzのWI-Fiに対応しています。2.4Ghzは環境によっては干渉が多く、干渉はパケットロスや切断につながります。パケットロスはIP電話時の音声の遮断や、miracastで動画再生時のノイズにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Polaroid Lineage Eye-Fi mobiを使う

Eye-Fi mobiとは、Eye-Fi社の製品でSDカードに、Wi-Fi通信機能を持たせ、デジカメで撮影した写真をそのままパソコンやスマホなどに自動転送する便利なものです。mobiは第二世代の商品で、操作性に大きな改善があり、かなり実用性が高くなっています。スマホのカメラ性能は上がったため、コンデジはあまり使われなくなっていますが、一眼レフカメラの性能には追いつかないため、それにEye-Fiを入れてスマホと持ち歩くというのが便利です。

 

LineageのジャパンディスプレイのLCDが非常に発色が良いので、デジカメで撮影した写真を外出先でモニターしたり、編集してそのままSNSで共有するという用途に向いています。今回はEye-Fiの第二世代 mobiを使ってデジカメで撮影した写真を自動でLineageに転送する方法をご紹介します。

 

 「パソコンいらずの簡単設定で今すぐ使える」Eye-Fi mobi

Eye-Fi Mobi 32GB

Eye-Fi Mobi 32GB

 

  

設定方法 

取り出すと、ケースに固有のアクティベーションコードが書かれています。これをLineageにインストールする専用アプリに入力するだけで、設定は完了です。

f:id:third_tsubame:20140809234953p:plain

Playstoreから「Eye-Fi」をインストールします。

f:id:third_tsubame:20140809235221p:plain

起動すると、先ほどのアクティベーションコードの入力を求められます。f:id:third_tsubame:20140809235403p:plain

起動するとこの画面になります。この時点で、デジカメにEye-Fi mobiカードが挿入されていれば、写真が撮られる度に自動的にLineageへ転送が行われます。

f:id:third_tsubame:20140809235339p:plain

アプリのメニューを使って、Lineageのどこに転送するかを指定することができます。ここで表示される/storage/sdcard1について、この後解説します。

f:id:third_tsubame:20140809235805p:plain

Lineageのストレージ構成

Lineageの本体Flashメモリ(内部ストレージ)は4GBで、これに加えてSDカードスロットを一基、装備しています。内部ストレージは2つに分離され、内部ストレージとSDカード2(仮想SDカード)にアサインされます。SDカードスロットにSDカードを挿入していない場合は、この仮想SDカードに写真などのメディアデータなどが格納されます。本体Flashメモリは大きくないので、SDカードは8GB以上、出来れば32GBを搭載するのがよいでしょう。8GBのSDカードを挿入した場合は、下記のようにアサインされます。先ほどの保存先でSDカードか、仮想SDカードかを選択することができます。

 

内部ストレージ

合計容量 3.02GB

SDカード (SDカード1 /stprage/sdcard0)

合計容量 7.41GB(8GBのSDカードを挿入した場合)

内部ストレージ (SDカード2 /storage/sdcard1)

合計容量 865MB 

Yahoo!ファイルマネージャーで見ると下記のようになってます。

f:id:third_tsubame:20140810001007p:plain

トラブルシューティング

スムーズに行くと非常に簡単なのですが、うまく行かない場合は、何のエラー情報も表示されず、単に「待機中」で待たされるので、途方に暮れることになります。第一世代のEye-Fiでは、デジカメが省電力のためにすぐに電源を落としてしまうので、通信ができないことがよくありました。その後、デジカメ側でEye-Fiを認識し対応しているものが増えています。ここで注意が必要なのは、対応デジカメが初期設定でEye-Fi機能を停止していることがあります。それぞれの機器のメニューを開いて、許可してください。

Eye-Fi(アイファイ)対応カメラメーカー 一覧

 

今回動作確認に使ったデジカメは、キヤノンのミラーレス一眼EOS Mです。これは初期設定でEye-Fiが停止されています。

 

 

 

 

 

 

Polaroid Lineage DTI最安SIMで運用

Polaroid Lineageを格安SIMの中でも最安値のDTI ServersMan SIM LTEで利用して、どこまで低コストで使えるかをレポートします。DTI SIMはLTEにも対応していますが、Lineageで使った場合はW-CDMA(3G)での接続になります。結論から言うと、最大150Mbpsだったころとは比較にならないほど安心感があり、ワンコイン(500円)でこのサービスは値打ち感が高いです。外出時にYoutubeで動画を見ると言ったことを控えれば、充分に使えます。音声通話も月額無料のIP電話サービスにしましたが、デュアルSIMスロットを生かして「みまもりSIM」化するとさらに面白い運用ができます。これはまた次回ご紹介します。

DTI ServersMan SIM LTE

月額月467円(税抜)のテータ通信サービス(SMS無し)

「現在、最大150Kbpsで提供しているServersMan SIM LTEですが、4月21日より、最大250Kbpsでの提供を開始します。サービス開始当初の2.5倍、映像のリアルタイムストリーミングや大容量アプリのダウンロード以外であれば“本当に”快適にご利用いただける速度になりました。」

 

お申し込みはこちらから:

ServersMan SIM LTE:【dream.jp】

 

APN設定

APN dream.jp

ユーザー名 user@dream.jp

パスワード dti

認証タイプ CHAPまたはPAP

 

ドコモの赤SIM 

f:id:third_tsubame:20140804001737p:plain

 

Lineage(Polasmaも同様)はServersMan SIM LTEのAPN情報はプリセットされているので、[設定]-[その他]-[モバイルネットワーク]-[アクセスポイント名]から、選択するだけで接続できます。

f:id:third_tsubame:20140804204533p:plain

アンテナピクトとHマークで、データ通信が行われている様子が判ります。

f:id:third_tsubame:20140804204758p:plain

 

バグ発見 

ここでWi-Fiに切り換えると、Wi-Fi接続している時に、データ通信のアンテナピクトがXになってしまうという問題があります。これは表示の問題だけで機能上は支障はないのですが、SMS付きや音声対応SIMでは問題がないため、改善して欲しい点です。今回は最安値のDTIデータSIMがどこまで使えるかというテーマですが、実際はLineの登録やセルスタンバイ問題などの点からはSMSオプションを付けたほうが良いかもしれません。(SMSオプション 143円/月)

 

IP電話は使えるか

下記の3種類の代表的なIP電話サービスを試してみました。品質は通信環境に依存するので、一概に全国でどうかという評価はできませんが、この最大250KbpsのSIMで全く問題ありませんでした。それぞれのサービスは一長一短があるので、お好みのものをお選びください。SmartはLineage(Polasmaにも)にプリインストールされています。これはプッシュ通知に対応していない050Plusに比べると、待機時の消費電力が少ないという点と、月額費用がかからないというメリットがあります。今回のテーマの最安値の運用という点からは、SmartとLineの使い分けがおすすめです。

 

NTTコミュニケーションズ  050Plus

フュージョンコミュニケーションズ Smart

LINE(ライン)

f:id:third_tsubame:20140804212330p:plain

無料のホットスポット

DTI SIMは容量制限無しで、一律最大250Kbpsなので、容量の心配はないのですが、電子書籍のダウンロードや、メールの同期などには、ホットスポットでのWi-Fiアクセスが有効です。スターバックスでは、事前登録をしておけば、Wi2のホットスポットが無料で利用できます。

 

事前登録はこちら

at_STARBUCKS_Wi2

 

店舗では下記の手順で接続します。

1. Wi-Fi APをサーチし「at_STARBUCKS_Wi2」に接続する。

f:id:third_tsubame:20140804213038p:plain

2. ブラウザーを開くと自動的にログイン認証にフォワードされるので、予め登録しておいたIDとパスワードを入力する。

f:id:third_tsubame:20140804212929p:plain

3. 接続が完了。自由にインターネットが利用できる。

f:id:third_tsubame:20140804213009p:plain


LINEの登録 

DTI最安SIMで運用するには、SMS無しでLINEを登録する必要があります。LINEは現在では音声での認証コードの取得が可能になっているため、SmartなどのIP電話の設定をしておけば、自動音声で受け取ることができます。詳しい手順は下記をご参照ください。

Fairisia LINE設定編 - スマコト

 関連記事

 Polaroid - スマコト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デュアルSIMスロット

元々は他国で、2G(GSM)と3G(W-CDMA)サービスが移行するのに共存する期間が長いため、2Gと3GのデュアルSIM機に大きな需要があったことから始まったデュアルSIM機ですが、最近は同時利用でなければ、2つの3G SIMを搭載し、それを切換えながら使うことができるようになっています。しかしながら、その切換え方法については、各社の対応のレベルは大分異なり、下記のような状況です。

f:id:third_tsubame:20140718104608p:plain

片側はGSMでないと使えない(国内では無意味)

freetel FT132A priori

freetel のFT132AのSimスロットは上のスロットが3G(WCDMA)対応、下のスロットが2G(GSM)対応です。だから、2Gが使える国に訪問した場合、3Gのスロットに現地のSimを挿し、下の2Gのスロットに日本のSimを挿せば、現地料金でデータ通信を利用しつつ、日本の電話回線もつねに待ち受けになっているので日本からの電話やSMSを逃すことはありません。いずれにせよこれ1台あれば現地端末と日本の端末を一緒にできるので便利です。

 

f:id:third_tsubame:20140718105502p:plain

 設定を手動で変えれば、切り替わる

geanee FXC-5A, TJC StarQ Q5001

毎回、初期設定時と同じように、SIM設定項目を変更することにより、SIMスロットの切換えを行います。日常的にこの方法で切り換えるのは煩雑すぎると感じます。

 

 

f:id:third_tsubame:20140718104623p:plain

アイコンでワンタッチで切り換える

Polaroid Polasma/Lineage

プルダウンメニューでSIM選択を呼び出し、ワンタッチで切り換えることができます。

但し現時点(2014.7.18)はバグがあり、データSIMに切り換えた際には、一旦パワーボタンを押してスタンバイに入って戻るという操作をしないとうまく切り替わらないようです。 (最新ファームウェアで改善済み)

f:id:third_tsubame:20140718112016p:plain

 

 

 

f:id:third_tsubame:20140718104646p:plain

自動切換え運用ができる

covia CP-F03a/FLEAZ F3

現在ベータ版でSIMの自動切換えアプリがPlaystoreで配布されており、設定の工夫次第で、非常に便利な運用が期待できます。

f:id:third_tsubame:20140718112714p:plain

 

SIMスケジューラー - Google Play の Android アプリ

 

 

Polasma/Lineage 省電力Tips

Polasma/Lineageは薄型・軽量化のために、バッテリーが1650mAと小さめなので、省電力化のケアが重要です。ツールはY!スマホ最適化ツールを使います。ファームウェアはそれぞれ最新にしておきましょう。Polasmaは0513でデグレがあり、消費電力が増えましたが、0527以降で改善しています。

ファームウェアの確認

Polasma V10B-20140623(最新)

バージョン更新履歴
0328 工場出荷版
0423 キッズダイヤラ追加、Kidozアプリ更新
0513 SIM切換えアイコン追加、電力消費増加問題発生(Wi-Fi OFFで緩和する)
0527 0513の電力消費問題改善
0623 目的不明

Lineage V10B-lineage_20140604(出荷版)

バージョン更新履歴
0604 工場出荷版

Googleの同期

Googleアカウントを登録する時に、下記のように、不要な通信を許可しないようにしましょう。

 「Google Playから最新のニュースやクーポンを受信する」からチェックを外します。

f:id:third_tsubame:20140709141847p:plain

Googleアカウントでこの端末を常にバックアップする」からチェックを外します。

f:id:third_tsubame:20140709142033p:plain

[設定]のアカウントを確認します。

f:id:third_tsubame:20140709142505p:plain

ここから手動で同期することができます。

f:id:third_tsubame:20140709142259p:plain

バッテリーの消費が穏やかになります。

f:id:third_tsubame:20140709142554p:plain

全て同期しないのが省電力には良いのですが、利便性を損なうため、一旦同期を許可してから、必要なものだけ残して、チェックを外して行きます。

f:id:third_tsubame:20140709143604p:plain

実運用中は、Y!スマホ最適化ツールからも、同期(全体)を許可・停止することができます。下記の例では同期を停止すると83分の省電力化が可能です。状況に応じて、切り換えながら省電力化を図ってください。

f:id:third_tsubame:20140709144233p:plain

同期をOFFにしてみます。

f:id:third_tsubame:20140709144244p:plain

 

Polaroid 新モデルLineage発売開始

これまで販売店がトイザらスのみという限定的であったため、一般には購入しづらかったポラスマですが、ようやく家電量販店でも購入できるようになりました。下記のYoutubeビデオでも判る程、紙のように止まったようなディスプレイと、本体の薄さが魅力です。まだAndroidが4.2ですが、メモリが1GBなので、他の格安スマホほどのモッサリさはありません。

 

白黒カバー同梱

白と黒のカバーが同梱されており、好みに応じて交換できます。薄さが魅力なので、カバーは付けないで、バックカバーを交換して使うのが良さそうです。

 

f:id:third_tsubame:20140703151149p:plain

 

Polaroidグローバルモデルの日本展開品

映像からはダミーのモックアップかなと思ってると、実際に触れて動作します。Polaroidが中国でグローバルマーケット向けにEMSで生産している機種のひとつのようです。


Polaroid Pro L500a Budget Quad Core Smartphone ...

 

シネックスインフォテックが取り次ぎ代理店になる

ポラロイドブランドの3G SIMロックフリースマートフォン「LINEAGE−リネージュ−」の取り扱いを開始|ニュースリリース|シネックスインフォテック株式会社

 

Freetelを扱っていたシネックスインフォテックの取扱いで、ポラロイドの新製品大人向けポラスマとも言える「LINEAGE-リネージュ」が、家電量販店やアマゾンでの発売が今日から始まりました。Freetel nicoと競合しそうな商品ですが、シネックスも待ちかねて乗り換えたのでしょうか。

 

Amazon

 

 

ビックカメラ

POLAROIDV10B・ポラロイド・SIMフリースマートフォン「LINEAGE POLAROID V10B」 :ビックカメラ.com

 

ヨドバシカメラ

http://www.yodobashi.com/%E3%83%9D%E3%83%A9%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89-POLAROID-Polaroid-SmartPhone-LINEAGE%EF%BC%88%E3%83%AA%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5%EF%BC%89-V10B-SIM%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3/pd/100000001002327072/