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SIMフリースマートフォンについてのいろいろなコト

買ってもいい格安スマホ(3G編)

SIMフリーマーケットの発展と共に、格安SIMフリー機も続々と新機種が発表され、スマホ初心者の方も購入されるようになっており、玉石混合の中で、どの機種を選んだらよいか判りにくい状況になっています。今回は3G編と題して、LTEに対応していない3G対応の機種に限定して、機種選定のポイントを解説します。格安SIMで使う場合には、LTE通信のメリットは非常に少ないため、3Gオンリーで、より端末スペックのよいものが、コストパフォーマンス的に優位ですが、海外大手メーカーは既に3Gモデルはラインナップになく、コヴィア、Geanee、freetel、Polaroidなどが製品を出している状況です。

 

修正履歴

* 電子コンパスとLCDドットピッチ、Wi-Fi 5Ghzについて追記しました。(2014.8.13) 

* freetel nicoが最終ランナーでようやくゴールしたので更新しました。(2014.9.27)

* 星の評点を調整しました。(2014.10.4)

 

freetel Priori(FT132A) 9,500円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121444j:plain

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CPU: シングルコア(Cortex-A5 1GHz) Spreadtrum SC7710

RAM/ROM: 512MB/512MB

LCD: 3.5インチ

Android 4.2

 小型で安価で一定性能に限定されたスマホであり、初心者にはお薦めしません。初心者こそ、性能が充分で、操作自身に戸惑わない機種を選ぶべきです。基本性能が低すぎて、機器の制限で動かないのか、自分の知見が足りなくて動かせないのかもわからないまま、スマホ自身に失望することになります。小型で安価なことは、簡単に使えるという事ではありません。特にFT132AはCPU性能と、メモリ容量の両方に大きな制限があり、内部ストレージの容量不足を外付けのSDカードで補う構成のため、SDカードの破損でシステム全体が動かなくなるトラブルも多いです。またFOMAプラスエリアに対応していないため、電波が届かないエリアも多いです。FT132Aを選ぶなら、ガラケーのまま、もうしばらく様子を見るか、大手通信キャリアの提供するスマホにしておくのが無難でしょう。

 

FT132Aが向いているのはある程度スキルのあるユーザーのサブ機としてです。スキルがあれば、この一定性能に限定された安価なスマホを、自らの限定的な用途に当てはめて便利に使うことができるでしょう。各種のGoogleや他のクラウドサービスを、最も小さなサイズで携帯するだけなら可能性のある端末です。インストールできないアプリも多く、画面が小さすぎて入力もしづらいですが、限定的なサブ機としてなら使えるでしょう。電子コンパスは搭載されていません。

 

これは2007年頃に発売されたASUSのEee PCやその後のネットブックのようです。元来はインターネット利用に特化した低価格パソコンの位置づけでしたが、実際は初心者向けの安価なエントリーモデルとして、移動体通信端末及びサービス加入権をセットに拡販されたため、多くの初心者に混乱と失望をもたらしました。初心者こそ、性能が充分な機種から入るべきです。

 

geanee FXC-5A 15,120円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121519j:plain

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CPU: クワッドコア(Cortex A7) MedeiTek MT6582M

RAM/ROM: 512MB/4GB

LCD: 5インチ(qHD)

Android 4.4

コストパフォーマンスに優れたエントリー商品です。Android4.4のおかげで、少ないメモリ容量でも、快適に利用できます。初心者にもお薦めできます。難点はストレージ容量が4GBと少ないのにかかわらず、SDカードにアプリを移動できないため、インストールできるアプリの数に制限があります。インストールできるアプリ数の制限と、Bluetooth関連に課題はありますが、イオンのターゲットのシニア層には画面が大きく、価格が安いという点で適しています。これはイオンでしか購入できない専売製品なのでご注意ください。ロープライス機ながら電子コンパスを搭載しており、徒歩でナビを利用する時に便利です。

 

covia CP-F03a 18,800円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121519j:plain

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CPU: クワッドコア(Cortex A7) Broadcom BCM23550

RAM/ROM: 512MB/4GB

LCD: 5インチ(qHD)

Android 4.2/4.4

SIMフリースマホを牽引してきたと言えるベストセラー標準機です。アマゾンやBCNの調査で、今年のSIMフリー機での販売台数No.1です。Android4.4へのアップグレードが終わり、少ないメモリ容量でも、快適に利用できます。ストレージ容量が4GBと少ないですが、SDカードにアプリの移動ができます。電子コンパスは搭載されていません。

9.10のファームウェアで消費電力が大幅に改善し、より便利になりました。デュアルSIM切り替えの元祖モデルです。

珍しいところでは、準天頂衛星「みちびき」に対応しており、GNSS(GPS)の精度向上や、その他のアプリケーションが期待できます。

covia - ネットアプライアンスのブランド「Covia」: 【重要なお知らせ】CP-F03aファームウェアアップデートのお知らせ

 

Polaroid Polasma/Lineage 27,667円/26,667円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121624j:plain

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CPU: クワッドコア(Cortex A7) MedeiTek MT6582

RAM/ROM: 1GB/4GB

LCD: 5インチ(qHD)ジャパンディスプレイ

Android 4.2

ディスプレイクオリティとデザインに優れたブランド機です。他の格安ノーブランド製品とは異なるテイストを持っています。メインメモリを1GB搭載しているため、Android4.2でありながら、実用的な性能を維持しています。バッテリー利用時間が短いという点が報告されていますが、これはディスプレイの発色の良さを強調するためなのか、輝度が高めに設定されており、バッテリー時間を短くしています。輝度をかなり低くしても、他の機種より明るいので、輝度は十分に低くして使いましょう。電子コンパスは搭載されていません。

 

9.20に発表された新ファームにより、バッテリー利用時間とSIM切換えの利便性が改善し、完成度が高まりました。

ファームウェアアップデートのお知らせ (Lineage)

ファームウェアアップデートのお知らせ (Polasma)

 

TJC StarQ Q5001 24,800円(税別)  19,800円(税別)に価格改訂 f:id:third_tsubame:20140929121444j:plain

15,984円(税込)で在庫一掃販売開始(ビックカメラ) 2014.10.4 

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CPU: クワッドコア(Cortex A7) MedeiTek MT6582

RAM/ROM: 1GB/16GB

LCD: 5インチ(HD)

Android 4.2

LCDパネルをHDにしたり、メモリを1G/16GBにしたりといった、他機種との差別化があまり功を奏しておらず、今ひとつ安定感に欠け、販売は不振のようです。電子コンパスは搭載されています。発売時はGPSの不良やセルスタ・アンテナピクト問題など不安要素が沢山ありましたが、7.4のファームウェア更新により大分安定したようです。デュアルSIMの切換えは手動です。freetel nicoと同様に内部ストレージに0.9GBしか配分していないので、せっかくの16GBのROM容量がまったく生かせません。

nicoより仕様的には勝っている製品ですが、販売不振のため、発売からわずか4ヶ月の間に2回の価格改定を行い、約9,000円も安くなりました。初ロットが大量に在庫で動かないための措置と思われますが、こうして初ロットだけで短期的に販売が終了する製品はいくら安くても、その後のサポートや、ユーザーが圧倒的に少なく情報も入らないなどの観点から、すでに購入された方が御自身の予備機として購入する以外はお薦めしません。

 

新製品

これから発売予定のFLEAZ F5とfreetel nicoは低価格とメモリ容量アップの点で期待が持てます。

 両機種とも発売開始されました。

covia FLEAZ F5 18,800円(税別) f:id:third_tsubame:20140929121817j:plain

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CPU: クワッドコア(Cortex A7) Broadcom BCM23550

RAM/ROM: 1GB/8GB

LCD: 5インチ(qHD)

Android 4.4

市場実績の高いCP-F03aの後継機で、最初からAndroid4.4を搭載し、メモリ容量を1GB/8GBに上げたものです。メモリ容量に余裕があるため、初心者が使い進めてもアプリがインストールできなくなる心配は少ないです。電子コンパスは搭載されていません。

出荷直後はデュアルSIMが故と思われる不具合が報告されていましたが、9.5のファームウェア以降、非常に安定しました。SIM切換え機能の完成度はCP-F-03aと同様に、最も高いです。

CP-F03aから継承し、準天頂衛星「みちびき」に対応しており、GNSS(GPS)の精度向上や、その他のアプリケーションが期待できます。

covia - ネットアプライアンスのブランド「Covia」: 【重要なお知らせ】FLEAZF5 CP-F50aK ファームウェアアップデートのお知らせ

freetel nico 17,800円(税別) f:id:third_tsubame:20140929122158j:plain

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CPU: クワッドコア(Cortex A7) MediaTek MT6582

RAM/ROM: 1GB/8GB

LCD: 5インチ(HD)

Android 4.4

何度も発売日や仕様を変更しているfreetelなので、9月に出てくるのかは不安ですが、その仕様と価格は魅力的なので、見守りましょう。同じMT6582を採用している他機種(GeaneeやPolaroid)がBluetoothテザリングがうまくできていないので、同様な可能性があります。この点ではQualcommやBroadcomを採用した製品が安心です。電子コンパスが搭載されているかは不明です。ません。

9.26に発売が開始されました。製品の質感は、他の機種より突出して重いことを除けば中々よい仕上がりです。しかし同じMedeaTekを採用した商品としては、最も早かったPolasmaから遅れること約半年にも関わらず、残念ながら各社が解決済みの問題がほとんどそのまま残っており、製品の安定にはしばらく時間がかかりそうです。

8GBのフラッシュメモリを搭載していながら、アプリをインストールするための内部ストレージに0.89GBしか配分されていないことが判明しました。これはOTAによる更新は難しいと思われ、事実上は4GB搭載機と同じ使い勝手になります。(アプリをSDカードへ移すのには限界があるので)

 

電子コンパス

eコンパスやデジタルコンパスとも呼ばれ、微弱な地磁気を検知する磁気センサーを用いて実現しています。これは徒歩でナビを利用するときには、最初に歩き出す方向を掴むのに便利ですが、車でナビをする場合は移動している方向にヘディングアップしますので、電子コンパスは必要ありません。個人の利用形態に応じて、有益性は異なります。

LCDドットピッチ

StarQ5とfreetel nicoがHD(1280x720)で、その他はqHD(960x540)というパネル解像度です。これはppi値で表すと5インチ HDが294ppi、5インチqHDが220ppi、4.5インチqHDが245ppiになります。HD解像度のほうがスペック的には高いのですが、5インチ以下というLCDサイズでは大きな差はありません。今回の機種比較では、解像度がqHDでありながら、Polasma/Lineageが圧倒的に表示品位が高いです。ppi値はちなみに初代iPad mini(7.9インチ)が163ppiで、それ以降Retiaで326ppiになりましたが、この解像度のアップでは視認性は上がらず、読めるかどうかは画面サイズ(文字の大きさ)で決まります。今回の5インチ以下での比較ではHDパネルはqHDに対して、大きなアドバンテージはないという見解です。

Wi-Fi 5Ghz対応

このクラスではコヴィアの2機種(Broadcom採用)のみが、5GhzのWI-Fiに対応しています。2.4Ghzは環境によっては干渉が多く、干渉はパケットロスや切断につながります。パケットロスはIP電話時の音声の遮断や、miracastで動画再生時のノイズにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デュアルSIMスロット

元々は他国で、2G(GSM)と3G(W-CDMA)サービスが移行するのに共存する期間が長いため、2Gと3GのデュアルSIM機に大きな需要があったことから始まったデュアルSIM機ですが、最近は同時利用でなければ、2つの3G SIMを搭載し、それを切換えながら使うことができるようになっています。しかしながら、その切換え方法については、各社の対応のレベルは大分異なり、下記のような状況です。

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片側はGSMでないと使えない(国内では無意味)

freetel FT132A priori

freetel のFT132AのSimスロットは上のスロットが3G(WCDMA)対応、下のスロットが2G(GSM)対応です。だから、2Gが使える国に訪問した場合、3Gのスロットに現地のSimを挿し、下の2Gのスロットに日本のSimを挿せば、現地料金でデータ通信を利用しつつ、日本の電話回線もつねに待ち受けになっているので日本からの電話やSMSを逃すことはありません。いずれにせよこれ1台あれば現地端末と日本の端末を一緒にできるので便利です。

 

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 設定を手動で変えれば、切り替わる

geanee FXC-5A, TJC StarQ Q5001

毎回、初期設定時と同じように、SIM設定項目を変更することにより、SIMスロットの切換えを行います。日常的にこの方法で切り換えるのは煩雑すぎると感じます。

 

 

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アイコンでワンタッチで切り換える

Polaroid Polasma/Lineage

プルダウンメニューでSIM選択を呼び出し、ワンタッチで切り換えることができます。

但し現時点(2014.7.18)はバグがあり、データSIMに切り換えた際には、一旦パワーボタンを押してスタンバイに入って戻るという操作をしないとうまく切り替わらないようです。 (最新ファームウェアで改善済み)

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自動切換え運用ができる

covia CP-F03a/FLEAZ F3

現在ベータ版でSIMの自動切換えアプリがPlaystoreで配布されており、設定の工夫次第で、非常に便利な運用が期待できます。

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SIMスケジューラー - Google Play の Android アプリ

 

 

geanee FXC-5Aバージョン履歴

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公式サイトには現時点でファームの更新情報がありません。ここではリリースされたバージョンの履歴を独自に記録しております。(公式情報ではありませんので、ご注意ください)

 

バージョン更新履歴
V1.0.0.6 工場出荷版
V1.0.0.7

Twitterなどのアプリをバックグランドにした場合、すぐにタスクが切られて

再度戻った場合にデフォルトから再開する問題が修正された感じ。

V1.0.0.8

気がつきませんでしたが、このバージョンもあったようです。

内容不明

V1.0.0.9  マップ(8.1.1)が落ちる問題を解決 
   

 

geanee FXC-5AビッグローブWi-Fiスポット

ビッグローブSIMに無料で付属されているWi-Fiスポットサービスと、オートコネクトアプリを試してみました。Wi2 Premiumがすでに対象外になっているため、近隣で使えそうな場所はマクドナルドとスターバックス程度で、オートコネクトアプリ自身もあまり評判はよくないのですが、マックとスタバが行動範囲にある方は、3G利用の節約にはなりますし、スピードも十分速いです。

 

気になる点

少ないメインメモリ(512MB)をオートコネクトアプリが常駐して消費する

頻繁にオートコネクトアプリが全画面にポップアップしてくる

使えるWi-Fiスポットが多くない

 

マクドナルドに入店すると、自動でBBモバイルポイントに接続されます。

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Wi-Fi設定を確認すると「mobilepoint」に接続されています。

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mobilepointのSPEED TESTの結果です。

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スターバックスに入店するとWi2 300に接続されます。

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Wi-Fi設定を確認すると「Wi2_club」に接続されています。f:id:third_tsubame:20140713225750p:plain

Wi2 300のSPEED TEST結果です。

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Wi-FiホットスポットKindleを試す

Wi-Fiホットスポットでコンテンツをダウンロードする

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画面消灯時も通信はONにしておきます

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5インチの画面は少し小さめですが、なんとかコミックを読むこともできます。qHDの解像度も、画面が大きくないので十分な感じです。

 

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こうして自宅のWi-Fiや、WI-Fiスポットを使いながら、3Gの利用を節約している状態がグラフで確認できます。 

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geanee FXC-5Aマップ問題

2014.7.15 更新

新しいファームウェア V1.0.0.9が公開されており、これに更新するとマップが落ちなくなることを確認しました。

geanee FXC-5Aバージョン履歴 - スマコト

 

[設定] - [端末情報] - [システムアップデート]で更新します。

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マップを最新の8.1.1に更新しても落ちなくなりました。

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公式サイトには更新情報はありません。

ファームアップの手順はありますので、参照してください。

geanee FXC-5A|システムアップデート情報|イオンスマホ 第2弾|BIGLOBEで月額1980円の格安スマホ!SIMフリースマートフォン

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2014.7.13 更新

マップを出荷時の7.7.0版に固定することで、落ちないで動作することが確認できました。最新版の8.1.1版にアップデートされると落ちるようです。Androidは普通にセットアップすると自動アップデートになっており、一旦7.7.0版に戻しても、すぐに最新版に自動更新されます。下記の手順をお試しください。

 

[設定]-[アプリ]-[すべて]-[マップ]を選択する

バージョン8.1.1になっている場合、アップデートのアンインストールを行う。7.7.0の場合はアプリの自動更新を停止するだけで可。

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7.7.0版に戻ったことを確認する

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アプリの自動更新を停止する

Playストアを起動し、左端の三本線アイコンをタップする

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メニューが表示されるので、設定をタップする

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アプリの自動更新を選択し、アプリを自動更新しないを選択する

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手動更新方法

アプリの自動更新は停止しているので、必要に応じてマップ以外を、自動更新する必要がある。Playストアのマイアプリをタップし、アップデートを確認し、更新を行う。

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### 以下は過去記事 ###

FXC-5Aでマップがダウンするかどうかは固体依存性があり、落ちるものと落ちないものに分かれるようです。この現象はGPSの電波を拾っていなくても再現するため、店舗の中でしばらくマップを動かして、問題のないことを確かめてから、持ち帰るのが良いです。一旦持ち帰ると、これはアプリの不良とされ交換してもらえないようです。

 

これはすぐに解決すると思ってましたが、意外と根深いので、独立した記事にしました。メーカーサポートが全く期待できないので、皆様の情報を集約して、同じ症状の方の解決の一助になればと思います。正常に動作している方もいるようです。下記でお気づきの事があれば、コメントください。

 

2014.7.10

イオンのコールセンター「0120-826-926」には発売日から今日まで、全く電話がつながる気配がありません。

症状

3Gを接続して屋外で、マップを起動して、ナビを開始すると一分も立たないで、終了してしまう。

終了する直前までは、位置情報やナビは正常に動作している。

ナビを開始しなくても、マップを閲覧しているだけでも、同様に終了する。

Wi-Fiは開けているが、屋外なので、APには接続されていない。

マップの強制停止、アップデートのアンインストール、無効にして再起動、更新などをしても改善はない。

Google開発者サービスの強制停止、アップデートのアンインストール、無効にして再起動、更新などをしても改善はない。

ファームウェアを V1.0.0.7に更新しても、改善はない。

 

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位置情報の設定

高精度モードを選択

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ファームウェアバージョン等

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ストレージ残量

パズドラをインストールした後なので、残量はやや少なめです。

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電子コンパス

2014.7.9 更新

8の字キャリブレーション動作を何度もやっていたら、突然動作するようになりました。動くまで何度も試してください。

 

NEXUS5との比較で、電子コンパスの動作を確認してみました。まずこの状態で、どちらも右が北と示しています。試験の前に8の字移動のキャリブレーションは行っています。

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その場で180度回転させてみました。NEXUS5は変らず右が北と示していますが、FXC-5Aは左が北になりました。(針の位置が動かない) FXC-5Aは正常に動作していないようです。

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関連記事

geanee FXC-5Aバージョン履歴 - スマコト

 

 

geanee FXC-5AビッグローブSIM

本編の一部でしたが、別記事にしました。今後、ホットスポットサービスなどについて加筆します。

ビッグローブSIM 

サービス内容: 音声通話は出来るが非常に高額なので要注意

ビッグローブSIMは、ドコモから回線を借りて、ビッグローブがMVNOとしてサービスを提供しているもので、カバーエリアはドコモのFOMAFOMAプラスと同じです。音声付きサービスなので、SMSが使えます。電話番号も付いてくるので、普通にドコモのケータイやスマホと同じ品質で電話ができます。但し、無料通話分が全くなく、20円/30秒と高額です。通話は出来るだけ使わないようにするか、楽天電話を導入することをおすすめします。月額費用は無しで、10円/30秒になります。

楽天電話

番号そのままで、通話料半額、高音質!だから私たちは、楽天でんわを選びました。

 

Lineの登録は問題なくできます

SMSが使えますので、Lineの登録ができます。Lineのチャットや無料通話などが利用できます。

 

携帯メールが使えなくなります

spモードメールなどの携帯会社のメールは基本的には使えません。ビッグローブが用意しているメールもありますが、将来のことを考えると、gmailのアカウントを作り、それに一本化(ケータイもPCも)するのが便利です。gmailはいわゆる永久不滅メールアカウントと言えますが、携帯会社やビッグローブのようなISPなどのサービスは、長続きしないので、将来メアドを変更する羽目になります。MVNO業者は儚い存在(有利なサービスに乗り換えていくべき)なので、使い捨てのつもりで、出来るだけ依存しないで、運用するのが良いでしょう。

Wi-Fiスポットが利用できます

ビッグローブのSIMをFXC-5Aに入れている状態で、Wi2 300のWi-Fiスポットが利用できます。SIMを他の機種に移している間は利用できません。

「オートコネクト」というアプリをPlaystoreからダウンロードして、簡単なセットアップを行います。このアプリはデータの使用量を表示してくれるので、上限1GBに達する様子が確認できて便利です。

Wi-Fiホットスポットの範囲に入ると自動で切り替わり、3Gの利用を節約してくれる仕組みです。

Wi2 300のWi-Fiスポットがどれくらい使えるか、利用制限はないのかは調査してお知らせします。プレミアムエリアの無料提供が終了し、エリア的に減退したようです。

 

2014.7.8追記

FXC-5Aの発売時点ですでに「Wi2premium」と「Wi2premium_club」のSSIDのスポットの提供は終了しており、ビッグローブが提供するWi-Fiスポットはかなり限定的なものになっています。実際、N700系新幹線の東京−大阪と、マクドナルドくらいです。(スタバは一般にも無料だし)

 

【重要】Wi-Fiスポット 一部サービスエリア提供終了:BIGLOBE会員サポート

 Wi-Fiスポットエリア情報

 

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ログを送る許可が求められます。個人情報保護の観点から、同意しないほうが良いでしょう。

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画像から数字を読み取って登録します。

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オートコネクトの状態を示します。

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通信量をグラフ表示してくれます。

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何もしなくてもGoogleが同期でデータ通信します。3Gの通信量を節約するために、可能な限りWi-Fiへつないでおくとよいでしょう。

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geanee FXC-5A SDカード

FXC-5AはmicroSDカードスロットを搭載しており、SDカードをサポートしています。SDカードを挿入すると[設定]-[ストレージ]で。デフォルトの書込みディスクを選択できるようになります。ここでSDカードを選択すると、カメラで撮った写真などはSDカードへ書き込まれるように変わります。

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ファイルマネージャー

ファイルマネージャーで見ると、SDカードはsdcard1として現れます。

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FXC-5Aで見たアプリ情報

FXC-5AではアプリをSDカードへ移動させることができません。

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covia CP-F03a(KitKat)で見たアプリ情報

[SDカードへ移動]がメニューにあり、移動させることができます。

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