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スマコト

SIMフリースマートフォンについてのいろいろなコト

freetel LTE XM 製品仕様解説

修正履歴: 予想をQualcomm MSM8926に絞りました。2014.5.24

 

freel LTE XMの製品仕様についての、独自調査に基づく解説です。nicoに比べても、さらに情報が曖昧で不明点が多いので、調査が進み次第逐次加筆・訂正していきます。発売予定が7月にしては、公開されている情報が不確定です。SIMフリー機のカテゴリーでは、Nexus5に続くもので、そのアグレッシブな価格と発売時期には期待が高いのですが、実際のところ、nicoとスペックが全く同じ(カメラ800万画素以外)で10,000円高いLTE端末の発表は、同社が喧伝する格安SIMの方向性とも自己矛盾しており、テレビ用のブラフではないかという疑念が拭えません。nicoの正体であるxolo社のシリーズでも、現在対応しているのは規格の異なるTDD-LTEであり、nicoのSOC提供メーカーのBroadcom社のLTE対応状況は年末のため、7月発売の現実性が見えてきませんでした。ここで、発売時期とSOCのクロックから、予想をQualcomm社 MSM8926に絞りました。他のBroadcomやMTKでは、このスペックで夏出荷の可能性はないためです。しかしながらnicoとはベースの異なるQualcomm社のソリューションを同時に立ち上げることになり、様々な観点から7月発売は難しく、大幅な遅れは必至でしょう。引き続き見守りたいと思います。

外観はnicoと共通

スマートフォン&モバイルEXPOでは、2種類の筐体が展示されていましたが、発表された仕様および公式サイトの画像から、外形はnicoと同一である左側の白モデルと思われます。 nicoはxolo Q1000-opusであることは、実機のAndroidビルド番号がxoloになっていたことから間違いないのですが、右の機体の正体は不明です。(出展の意図も不明)

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製品仕様もnicoと類似

仕様はnicoに対してLTE(2100/800)を追記し、カメラの画素数を800万画素にしただけの簡単なものです。

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想定販売価格

プレスリリースされた価格は27,000円、スマートフォン&モバイルEXPOでの5月14日のwbsの取材では、27,800円 7月発売予定、LTEに対応した端末としては市場最安値が達成できたと発表されました。価格設定も曖昧です。

 

ソリューションはQualcomm社MSM8926と予測

nicoと仕様がほとんど同じで、LTE対応であることから、Broadcom社のM340を予想するのが自然ですが、同チップで量産可能なのは、2014年Q4です。現時点ではピン互換のDualcore品であるM320しかありません。 

 

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MTK社であった場合、現時点ではMT6582にLTEモデムであるMT6290を組み合せたソリューションが考えられますが、2チップ構成の過渡的なもので、NFCを対応した機種が少ないです。MTK社のLTE本命は、MT6752(8 core)やMT6732(6 core)になり、どちらも2014年末の量産です。

 

Qualcomm社であった場合、発表されている「クワッドコアプロセッサ 1.2Ghz」の記載から、Snapdragon 400シリーズ MSM8626(Coretex A7 1.2Ghz Quadcore)と思われます。同チップを使った日本向けの製品出荷はまだないのですが、量産は可能な状況であり、7月発売を正とするならこれになるでしょう。下記はMSM8626を使った他社機のAntutuベンチマークです。(nicoより高く、Polasmaと同等)

 

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技術基準適合認定と端末機器の適合認定

現時点では申請の有無は確認できません。