スマコト

SIMフリースマートフォンについてのいろいろなコト

Huawei AscendG6 製品仕様解説

修正とお詫び(2014.9.25)

公式リリースではW-CDMA 800Mhz対応と記載されていましたが、現在の公式サイトでは下記のように850Mhzになっています。このため、多くのメディアでもFOMAプラス対応と誤報されており、Huaweiに不信感を持ちました。オリジナルは850Mhz(バンド5)であり、それを実際には対応していないのに800Mhzと書き換えてリリースしたことになります。

 

以下オリジナル記事

Huawei(華為技術)から、LTE対応のSIMフリー機が6月下旬以降発売で発表されましたので、さっそく捕足です。仕様的には、freetel XMで予想している「今出せるローコストQuadcore LTE対応」のソリューションということで、Qualcomm MSM8926です。同じQualcomソリューションなので、スペックも価格も近似していますが、G6のほうが搭載フラッシュメモリが大きい、サイズや重さがメインのスマホに適している、フロントカメラのスペックが高いなどで、発表は早かったものの、後からの発売開始となるfreetel XMは苦戦すると思われます。次に予定されているAscend P7の予定価格はヨーロッパで449ユーロ、約6万3500円なので、ここでは取り上げない予定。安全保障上の理由で、各国から除外されているファーウェイと中興通信(ZTE)なので、それは念頭に入れて購入検討してください。

SIMスロット

MicroSIMスロット一基だけ搭載しています。

バッテリー

2000mAhのバッテリーを組込んでおり、交換はできません。

対応バンド

W-CDMAはバンド1とバンド6(FOMAプラス)に対応してます。

LTE はバンド1とバンド3に対応しています。これはNexus5と同等で、バンド19(800Mhzプラチナバンド)とバンド21に対応していないため、カバーエリアに大きな問題があります。Nexus5はLTE優先で運用すると、アンテナピクトの立つ本数が少なく、立っている場合でも通信はできないことがよくあります。このため結局は3G優先で使うことになり、LTE搭載のメリットがありません。

Bluetoothテザリング

対応可否は不明です。

 

 

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公式リリースからの転載

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『Ascend G6』の主な仕様
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サイズ:131.2×65.3×7.85(mm)
重さ:115g
カラー:ホワイト、ブラック
対応OS:Android 4.3
CPU:Qualcomm® MSM8926™, Quad Core 1.2GHz
メモリ:ROM:8GB RAM:1GB
バッテリ:2000mAh
連続待受時間:370時間
連続通話時間:約720分
ディスプレイ:約4.5inch QHD (960×540ドット) TFT液晶
カメラ:インカメラ 500万画素
アウトカメラ 800万画素 オートフォーカス

下り(受信時)最大150Mbps(LTE) 上り(送信時)最大50Mbps(LTE)

通信方式:
テザリング機能
無線LAN(親機)
IEEE802.11b/g/n 準拠
最大接続台数 8台
セキュリティ
WPA2-PSK(AES)
無線LAN(子機)
IEEE802.11b/g/n 準拠
Bluetooth通信
V4.0(V3.0互換)
LTE:2100MHz, 1800MHz
W-CDMA:2100MHz, 800MHz
GSM:850/900/1800/1900MHz
NFC対応

その他:
PCモデム接続時対応OS
Windows® 8(32bit版/64bit版)、Windows® 7(32bit版/64bit版)
Windows Vista®(32bit版/64bit版)、Windows® XP SP3以降(32bit版)

本体付属品/オプション品:
付属品:ACアダプタ / USBケーブル / かんたんガイド / 本体保証書 / ACアダプタ保証書