本日、まさかの仕様変更と価格改定があったので、予想も御破算になり、シーズン2として再スタートです。以前のスペックと価格で予約を既に取っていたのに、「SIM フリースマートフォンに機能性を求めるユーザーの声を受け、企画段階で予定していたスペックを引き上げる形で最終的な仕様を変更。店頭想定価格29,800 円という SIM フリースマートフォンならではの低価格で、HD 対応の画面解像度や、2300mAh のバッテリー容量など、これまでにはない高性能モデルに仕上げた」そうです。さらにこれまでも以前の仕様と価格で予約を取っていたのに、プラスワン・マーケティング株式会社の予約サイトでも本日から予約が可能となるそうです。本サイトでは定点観測的にウオッチしているので、こうした矛盾が詳らかになります。今回から、ホワイト・ブラック・シャンパンゴールドのカラバリも無くなって、ブラック1モデルになってます。
仕様も外観も全く別物になっており、仕様を変更したのではなく、急遽、別な製品を探してきて乗り換えたということでしょう。前回の予想はQualcomm MSM8926でしたが、今回はMediatek MT6582M+MT6290とします。これはハイエンド機の位置づけでありながら、今回からNFCを落としていることなどからです。引き続き調査を深めて、お届けしますので、ご期待ください。
下記のようにプラスワン増田社長より、直レスで情報いただきましたので、日も変わらぬうちから訂正です。Qualcomm MSM8926のままのようです。これはAscend G6と同じです。Mediatekに変更したから、NFCが対応できなくなったという読みは外れました。
予想再度変更 (2014.6.4)
当初XMも7月発売という発売開始時期の観点で外していたMSM8916に予想を変更します。今回8月下旬に発売時期は延伸されましたが、これでも技適とJATE認定を通して出荷するのは難しいでしょう。使われている画像はCGであり、まだサンプルもないようです。最終予想としてSoCはQualcomm MSM8916で、発売時期は再度2ヶ月は延期されるとします。下表のようにMSM8916は2014年Q3から市場投入の新しい製品で、Snapdradgon 410(64-bit)であり、新興国向けに150ドルのローエンドLTE端末をもたらすという位置づけです。
変更点まとめ
スペックを引き上げると言いながら、落ちているスペックもあります。(まったく別な製品に乗り換えたのでしょうがないわけでありますが)
メモリの増量: 1G/4G → 1G/16G
LCDの変更: qHD → HD
フロントカメラ: 200万画素 → 100万画素
バッテリー増量: 2000mAh → 2300mAh
NFC削除
microSDスロット削除
デュアルSIM → シングルSIM
重量増加: 125g → 132g....(笑)
(体積がかなり減ったのに重くなってる。)
価格改訂: 27,800円 → 29,800円
(Ascend G6と同じ)
新しい外観
以前の仕様
6月3日発表の新仕様
2014.6.9追記
freetel LTE XMはZTE Blade Vec 4Gがベース?
という情報が先週末にネットに流れましたので、検証します。下記のように確かに酷似していますが、当サイトでは、これは別物と踏んでおり、調査中です。
http://blogofmobile.com/article/16344
外形寸法と重量は、全く同じです。主な仕様も同じです。
142.3 x 70.4 x 7.8mm, 132g
外観の比較です。freetel XMは実機はなくCGなので、縦横比率がおかしいですが、フロント+リアカメラの位置、各種センサー、マイク、スピーカーの位置はほぼ同じです。しかしよく見ると微妙に異なっています。
全面
背面
2014.6.14追記
急遽持ってきたのではないと言われてましたが、中身まんまを、「スピーディに市場にだすことを優先いたしました」だそうです。