間に合うように出荷されていました
9/19に出荷できれば9/26発売可能という予想をしましたが、ほぼその通りに出荷されたそうです。今回のロット数は3,000台のみで、それがこの数日の間に3回に分けて出荷されており、いかに製造工程がギリギリであったかが伺えます。
公式ブログ(9/23 5:28更新)
生産工場と出荷の様子
FT132Aと同じように工場の内部の写真が公開されました。XMはZTE製品であるため、工場内部の写真撮影が許可されず、公開できなかったようです。公開された写真により今回は規模の小さな工場での生産であることが伺えます。
マニュアル類
XMの場合は、ZTEが作成したと思われ、ZTE Blade Vec 3Gと全く同じものを使っており、「クイックスタートガイド」と「安全のしおり」の2部構成でした。
ZTE Blade Vec 4GとXMのマニュアル類比較
nicoは独自に用意されたと思われ、「取扱説明書」と「スタートアップガイド」の2部構成で、XMとは異なります。
nicoの取扱説明書
nicoのスタートアップガイド
まとめ
中国からの出荷がギリギリ発売日に間に合うように実行されたため、9/26の発売は行われそうです。nicoはXMとは異なり、FT132Aに近い形での生産が行われており、マニュアル類も自社で用意しているため、XMのように他社から破壊的な値付けで、直前に出し抜かれることはなさそうです。
一方XMのほうは、9月9日を最後に公式ブログの更新も停止していることや、その後のZTE社との調整結果が公開されていないことから、関係は修復できず、XMはこのまま初ロットだけで終了すると予想します。初ロットで終了の場合、freetelからのサポート継続は難しくなるでしょうし、購入価格が安く、全く同一のZTE Blade Vec 4Gのほうを購入するのが無難でしょう。Priori(FT132A)も無償で配るなど、収束方向の様子です。5月に発表されたフルラインアップがようやく出揃いましたが、実際はnico一本となりそうです。
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