追記: 2台目のpriori2 SPがAmazonから届きましたので、マイク感度を試しましたが、1台目と同じ状況でした。個体不良ではないようです。皆様もお試しください。
マイク感度
前回気になったマイク感度の追試をして整理しました。ここまではYodobashi.comから届いた1台だけでのテストなので、個体不良の可能性はありますが、同様の症状の方もいらっしゃるようです。明日以降でAmazonからもう一台届いたら試してみます。問題があるのは音声通話ではなく、ソフトでマイクを利用する場合の、マイク感度です。
1. 音声SIMを使った通常の音声通話の場合は問題ないようだ。
2. Googleの音声コマンドの認識に問題があり、本体下部にあるマイクホールの近くで発声しないと認識しにくい。
3. IP電話系のソフトフォンアプリで送話音量が小さい。
Skype Test Call
Skypeには、こちらの送話音声をサーバーで10秒間録音して折り返し聞かせてくれるTest Call用のアカウントがあります。これで試すとpriori2の送話音量はかなり低く、マイクに直接口を近づけて話さないと聞こえない程度です。
appear.in
appear.inはWebRTCを使ったコミュニケーションサービスの一つで、インストールなしで使えるのが特徴です。Chromeブラウザを使い、macとの間でビデオ通話を行いました。比較のためFLEAZ F4sでも行いました。右上の小さなウィンドウが自画像、中央の大きな画像が相手側で、正常に表示されていません。
1. appear.inでの接続は可能
2. 送話音量が小さい
3. 相手画像が正常に表示されない
4. FLEAZ F4sでは画像・音声共に正常動作することを確認
Google音声認識
通常の位置から発声すると、認識されません。本体を水辺に保ち、マイクホールに口を近づけると認識されます。
GPSと電子コンパスについて
GPSの捕捉数や速度、Googleマップやナビの動作は正常でした。ところで、nicoのファームウェアの動きは最新版ではpriori2とあまり変わりなく、A-GPSで衛星位置なども取得できるにもかかわらず、いまだに不安定なのは、ハードウェアに障害があるのかもしれません。
公式ブログにe-compassがないと車のナビで常に北が上にくるとありますが、Googleマップの車のナビでのデフォルトはヘディングアップ(進行方向が上)になっており、その画面表示は電子コンパスの無いnicoと全く同じ結果になります。(方位もちゃんと示します)。e-compassが便利なのは徒歩ナビの時に最初の踏み出し方向がわかりやすいことです。
フリップカバーの印象
1日使ってみましたが、あまり好印象は持ちませんでした。アクセサリーは嗜好性が高い商品なので、個人の好みで選択できるのがよく、抱合せで最初から標準で付いてくるレベルの品質でもありません。また下記の点がいかがなものかと思ったポイントです。
1. せっかくXMと同じ重量(132g)のpriori2をnicoと同じ160gにすること
2. 交通カードをスマホに入れたことによる利便性向上はない割に、改札の度にスマホを落下させるリスクが増える
3. 電話がかかってくる度にフリップを開け、通話中は閉じて、切断するときにまた開けるという操作が煩雑すぎ
関連記事