前回の続きで、ロック解除のパターン入力が途切れて、解除に失敗する点を再現テストしました。前回と同様にJot Touchペンを使っています。特に中央部辺りを普通の速度で移動すると切れやすく、高い確率でロック解除に失敗します 。この個体では、 指で行った場合は再現しない、Jot Touchペンではゆっくり移動すれば成功するという結果でした。比較のために他機種でも同様に行いましたが、同様な現象は確認できませんでした。
ロックパターンは左上-左中-左下-中央下-中央中-中央上-右上-右中-右下です。
右下に向かって描き始めます。
ここまでは順調です。
中央上-右上で切れました。
ロック解除に失敗しました。
まとめ
priori2のタッチパネル問題は3種類に分別されます。
1. 特に中央部が正しく感知されず、描画した直線が湾曲する(個体不良)
2. 2点タッチ仕様の制約で、2点が近接しすぎると、正しく認識されない(全数該当)
3. 連続した検出時に、途切れることがある(個体によって程度にバラツキあり)
priori2自身の個体によってバラツキがあり、ユーザー個人の指の状態(静電容量)にもバラツキはあるので、発生する症状に差異はありますが、3番目の感知が途切れることが原因でより、指で行ってもロック解除できないということが発生しているようです。priori2のご購入の際には、これらの個体不良と性能のバラツキにご注意ください。
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