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SIMフリースマートフォンについてのいろいろなコト

UPQ Phone A01 発売日の8月28日には出荷されず

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UPQ48(フィクション)

東京・秋葉原(東京都千代田区)に専用劇場「DMM劇場」(ディーエムエムシアター)を持ち、「会いに行けるメーカー」をコンセプトとしてチームごとに日替わりで、ほぼ毎週会見を行うことを特徴としている。家電量販店を通しての遠い存在であったメーカーではなく、身近に感じられる存在であり、その成長していく過程をファンに見てもらい、ともに成長していくメーカーということである。

特徴として非常に多くの全17種24製品を、わずか2ヶ月で開発したことになっており、「UPQ48」というグループ名から、メンバー数は48人であると誤解されることがあるが、実際は絶対的エースと呼ばれる中澤優子一人である。

発売日について

2015年8月6日から、8月28日発送で予約を開始したが、瞬く間に初回生産分の予約が締切となり、これ以降のお届けは9月下旬以降と告知された。これは、よく読むと初回生産分が完売したとも、その初回生産分に間に合った分は予定通り8月28日に発送されるとも言ってない。単に発売日の延期であった。実情は8月28日の時点でも技適の審査が終了しておらず、生産にも入れないための単なる発売延期であった。直前に開催されたオープンカンファレンスでの実機展示に、技適表記どころか定格ラベルも貼られていないサンプルしかないことや、その後のサポセンからの返答で、技適がまだ申請中であることが公開された。

値上げについて

[メーカー希望小売価格]14,500円(税抜)だったものが、販売価格 16,092円で販売されていることから値上げ疑惑が浮上したが、これは送料一律432円を加算した表記であり、値上げではなく、見せ方が稚拙であっただけである。運営側(DMM.make store)との連携不足である。

技適について

UPQは、FREETEL社と同様に技適表記を本体に貼る方法を取っているため、技術適合申請が終了しないとラベルの印刷が出来ず、その前には生産に入れない。また技適の申請は3G/LTEともに対応バンドと周波数帯を明記して行なう必要があり、3GのBAND 6とLTEのBAND 28に疑義があるため、このまま申請が受理されるか不安が残っている。実際にドコモの基地局に接続できるかどうかは、技術面を支えているとされるCerebo社も判っていない、出たとこ勝負の商品である。

技適について解説 - スマコト

FREETEL nico(R/Tマークの表記は間違っているが、一応貼られている)

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現時点の仕様について

安価なSIMロックフリースマートフォンを買うとき、Androidのバージョンや、サポートされているバンド(周波数)は必ずチェックしましょう。Bluetoothも2.1止まりだったり、古いAndroidだったりするかもしれません。その仕様には間違いや、記載漏れもあるのでよくご注意ください。(量産品までに改善される可能性がゼロではないことはお含みおきください)

CPUクロックは1Ghz(1.5Ghzではない)

電子コンパス 非搭載

USB OTG(ホスト機能) 非搭載

タッチパネルは2点式(制限付き): 2点を指で指示し画面を回転する操作ができない

FOMAプラス(B6: 800Mhz)に接続できない可能性があり、通話エリアに制限が出る

タッチパネルに操作ボタンの印刷されたタイプで、表記がAndroid 4.4以前のもの

加えて、「戻る」キーが右側にアサインされている