スマコト

SIMフリースマートフォンについてのいろいろなコト

デュアルSIMスロット

元々は他国で、2G(GSM)と3G(W-CDMA)サービスが移行するのに共存する期間が長いため、2Gと3GのデュアルSIM機に大きな需要があったことから始まったデュアルSIM機ですが、最近は同時利用でなければ、2つの3G SIMを搭載し、それを切換えながら使うことができるようになっています。しかしながら、その切換え方法については、各社の対応のレベルは大分異なり、下記のような状況です。

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片側はGSMでないと使えない(国内では無意味)

freetel FT132A priori

freetel のFT132AのSimスロットは上のスロットが3G(WCDMA)対応、下のスロットが2G(GSM)対応です。だから、2Gが使える国に訪問した場合、3Gのスロットに現地のSimを挿し、下の2Gのスロットに日本のSimを挿せば、現地料金でデータ通信を利用しつつ、日本の電話回線もつねに待ち受けになっているので日本からの電話やSMSを逃すことはありません。いずれにせよこれ1台あれば現地端末と日本の端末を一緒にできるので便利です。

 

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 設定を手動で変えれば、切り替わる

geanee FXC-5A, TJC StarQ Q5001

毎回、初期設定時と同じように、SIM設定項目を変更することにより、SIMスロットの切換えを行います。日常的にこの方法で切り換えるのは煩雑すぎると感じます。

 

 

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アイコンでワンタッチで切り換える

Polaroid Polasma/Lineage

プルダウンメニューでSIM選択を呼び出し、ワンタッチで切り換えることができます。

但し現時点(2014.7.18)はバグがあり、データSIMに切り換えた際には、一旦パワーボタンを押してスタンバイに入って戻るという操作をしないとうまく切り替わらないようです。 (最新ファームウェアで改善済み)

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自動切換え運用ができる

covia CP-F03a/FLEAZ F3

現在ベータ版でSIMの自動切換えアプリがPlaystoreで配布されており、設定の工夫次第で、非常に便利な運用が期待できます。

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SIMスケジューラー - Google Play の Android アプリ