ASUS Zenfoneとは、ネットブックをきっかけに、パソコンと共に凋落の始まったインテルが、スマートフォン・タブレットで大きく出遅れたのを挽回するために、盟友であるASUS社にAtomと3Gモデムを破格で提供することによって、大きな価格インパクトを出すためのプロジェクトだと言われていました。しかし製品価格設定が安すぎて、日本への上陸は難しかったようです。さらにLTE対応では、まさかのQualcommへの変更となりました。Qualcomm-ASUSは特別な関係ではないので、さらにコスト的には厳しいでしょう。年内の日本投入が噂されていますが、実際に投入するのは3Gモデルか、LTEモデルなのか、興味が膨らみます。Qualcomm MSM8926は、freetelが8月末に発売を予定しているXM Regulusと同じになります。
3GからLTEへの変更は、基本仕様を踏襲し、LTE化を図っています。LTE対応バンド的には日本仕様になっておらず、それほど数量の見込めない日本市場に対して、専用モデルを投入するのかという点は疑問が残ります。
関連記事