Polaroid Lineageを格安SIMの中でも最安値のDTI ServersMan SIM LTEで利用して、どこまで低コストで使えるかをレポートします。DTI SIMはLTEにも対応していますが、Lineageで使った場合はW-CDMA(3G)での接続になります。結論から言うと、最大150Mbpsだったころとは比較にならないほど安心感があり、ワンコイン(500円)でこのサービスは値打ち感が高いです。外出時にYoutubeで動画を見ると言ったことを控えれば、充分に使えます。音声通話も月額無料のIP電話サービスにしましたが、デュアルSIMスロットを生かして「みまもりSIM」化するとさらに面白い運用ができます。これはまた次回ご紹介します。
DTI ServersMan SIM LTE
月額月467円(税抜)のテータ通信サービス(SMS無し)
「現在、最大150Kbpsで提供しているServersMan SIM LTEですが、4月21日より、最大250Kbpsでの提供を開始します。サービス開始当初の2.5倍、映像のリアルタイムストリーミングや大容量アプリのダウンロード以外であれば“本当に”快適にご利用いただける速度になりました。」
お申し込みはこちらから:
APN設定
APN dream.jp
ユーザー名 user@dream.jp
パスワード dti
認証タイプ CHAPまたはPAP
ドコモの赤SIM
Lineage(Polasmaも同様)はServersMan SIM LTEのAPN情報はプリセットされているので、[設定]-[その他]-[モバイルネットワーク]-[アクセスポイント名]から、選択するだけで接続できます。
アンテナピクトとHマークで、データ通信が行われている様子が判ります。
バグ発見
ここでWi-Fiに切り換えると、Wi-Fi接続している時に、データ通信のアンテナピクトがXになってしまうという問題があります。これは表示の問題だけで機能上は支障はないのですが、SMS付きや音声対応SIMでは問題がないため、改善して欲しい点です。今回は最安値のDTIデータSIMがどこまで使えるかというテーマですが、実際はLineの登録やセルスタンバイ問題などの点からはSMSオプションを付けたほうが良いかもしれません。(SMSオプション 143円/月)
IP電話は使えるか
下記の3種類の代表的なIP電話サービスを試してみました。品質は通信環境に依存するので、一概に全国でどうかという評価はできませんが、この最大250KbpsのSIMで全く問題ありませんでした。それぞれのサービスは一長一短があるので、お好みのものをお選びください。SmartはLineage(Polasmaにも)にプリインストールされています。これはプッシュ通知に対応していない050Plusに比べると、待機時の消費電力が少ないという点と、月額費用がかからないというメリットがあります。今回のテーマの最安値の運用という点からは、SmartとLineの使い分けがおすすめです。
NTTコミュニケーションズ 050Plus
フュージョンコミュニケーションズ Smart
LINE(ライン)
無料のホットスポット
DTI SIMは容量制限無しで、一律最大250Kbpsなので、容量の心配はないのですが、電子書籍のダウンロードや、メールの同期などには、ホットスポットでのWi-Fiアクセスが有効です。スターバックスでは、事前登録をしておけば、Wi2のホットスポットが無料で利用できます。
事前登録はこちら
店舗では下記の手順で接続します。
1. Wi-Fi APをサーチし「at_STARBUCKS_Wi2」に接続する。
2. ブラウザーを開くと自動的にログイン認証にフォワードされるので、予め登録しておいたIDとパスワードを入力する。
3. 接続が完了。自由にインターネットが利用できる。
LINEの登録
DTI最安SIMで運用するには、SMS無しでLINEを登録する必要があります。LINEは現在では音声での認証コードの取得が可能になっているため、SmartなどのIP電話の設定をしておけば、自動音声で受け取ることができます。詳しい手順は下記をご参照ください。
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