スマコト

SIMフリースマートフォンについてのいろいろなコト

Polaroid Lineage Eye-Fi mobiを使う

Eye-Fi mobiとは、Eye-Fi社の製品でSDカードに、Wi-Fi通信機能を持たせ、デジカメで撮影した写真をそのままパソコンやスマホなどに自動転送する便利なものです。mobiは第二世代の商品で、操作性に大きな改善があり、かなり実用性が高くなっています。スマホのカメラ性能は上がったため、コンデジはあまり使われなくなっていますが、一眼レフカメラの性能には追いつかないため、それにEye-Fiを入れてスマホと持ち歩くというのが便利です。

 

LineageのジャパンディスプレイのLCDが非常に発色が良いので、デジカメで撮影した写真を外出先でモニターしたり、編集してそのままSNSで共有するという用途に向いています。今回はEye-Fiの第二世代 mobiを使ってデジカメで撮影した写真を自動でLineageに転送する方法をご紹介します。

 

 「パソコンいらずの簡単設定で今すぐ使える」Eye-Fi mobi

Eye-Fi Mobi 32GB

Eye-Fi Mobi 32GB

 

  

設定方法 

取り出すと、ケースに固有のアクティベーションコードが書かれています。これをLineageにインストールする専用アプリに入力するだけで、設定は完了です。

f:id:third_tsubame:20140809234953p:plain

Playstoreから「Eye-Fi」をインストールします。

f:id:third_tsubame:20140809235221p:plain

起動すると、先ほどのアクティベーションコードの入力を求められます。f:id:third_tsubame:20140809235403p:plain

起動するとこの画面になります。この時点で、デジカメにEye-Fi mobiカードが挿入されていれば、写真が撮られる度に自動的にLineageへ転送が行われます。

f:id:third_tsubame:20140809235339p:plain

アプリのメニューを使って、Lineageのどこに転送するかを指定することができます。ここで表示される/storage/sdcard1について、この後解説します。

f:id:third_tsubame:20140809235805p:plain

Lineageのストレージ構成

Lineageの本体Flashメモリ(内部ストレージ)は4GBで、これに加えてSDカードスロットを一基、装備しています。内部ストレージは2つに分離され、内部ストレージとSDカード2(仮想SDカード)にアサインされます。SDカードスロットにSDカードを挿入していない場合は、この仮想SDカードに写真などのメディアデータなどが格納されます。本体Flashメモリは大きくないので、SDカードは8GB以上、出来れば32GBを搭載するのがよいでしょう。8GBのSDカードを挿入した場合は、下記のようにアサインされます。先ほどの保存先でSDカードか、仮想SDカードかを選択することができます。

 

内部ストレージ

合計容量 3.02GB

SDカード (SDカード1 /stprage/sdcard0)

合計容量 7.41GB(8GBのSDカードを挿入した場合)

内部ストレージ (SDカード2 /storage/sdcard1)

合計容量 865MB 

Yahoo!ファイルマネージャーで見ると下記のようになってます。

f:id:third_tsubame:20140810001007p:plain

トラブルシューティング

スムーズに行くと非常に簡単なのですが、うまく行かない場合は、何のエラー情報も表示されず、単に「待機中」で待たされるので、途方に暮れることになります。第一世代のEye-Fiでは、デジカメが省電力のためにすぐに電源を落としてしまうので、通信ができないことがよくありました。その後、デジカメ側でEye-Fiを認識し対応しているものが増えています。ここで注意が必要なのは、対応デジカメが初期設定でEye-Fi機能を停止していることがあります。それぞれの機器のメニューを開いて、許可してください。

Eye-Fi(アイファイ)対応カメラメーカー 一覧

 

今回動作確認に使ったデジカメは、キヤノンのミラーレス一眼EOS Mです。これは初期設定でEye-Fiが停止されています。