Polasmaの新しいファームウェア0822が8/26に公開されていましたので、確認してみました。今回の修正は改善効果が高いので、適応されることをお薦めします。
ファームウェアの更新履歴
Polasma V10B-20140822(最新)
バージョン | 更新履歴 |
---|---|
0328 | 工場出荷版 |
0423 | キッズダイヤラ追加、Kidozアプリ更新 |
0513 | SIM切換えアイコン追加、電力消費増加問題発生(Wi-Fi OFFで緩和する) |
0527 | 0513の電力消費問題改善 |
0623 | 目的不明 |
0822 | SIMカード切替の不具合改善、バッテリー駆動時間の改善 |
SIMカード切替の不具合改善
プルダウンメニューでSIM選択を呼び出し、ワンタッチで切り換えることができます。データSIMに切り換えた際には、一旦パワーボタンを押してスタンバイに入って戻るという操作をしないと切り替わらないバグが解消されました。
バッテリー駆動時間の改善
PolasmaはAntutuのバッテリースコアが低いという評価がありましたが、体感上の駆動時間はスコア程悪くないと思っていました。それが今回のファームで大きく改善されました。Antutuのバッテリースコアなどのベンチマークは実際の駆動時間とは乖離が大きく、例えばスコアが2倍であるから、バッテリーが2倍長持ちするということはありません。例えばこのソフトはLCDバックライトを最大輝度にして、負荷のかかるソフトを断続的に走らせて、バッテリーの消費を測るもので、実際に重要な待機時間はスコアには反映されません。同じSOCを採用しており、スコアの良いとされるgeanee FXC-5Aと比較すると、大部分のスコアの差はLCDの消費電力です。FXC-5Aは最大輝度もかなり暗めに設定されていますが、Polasmaはジャパンディスプレイの発色の良さを生かすためか、かなり高い輝度に設定されており、これがスコアが低い一因だったと思われます。それ以外も改善されており、Android4.2で、少なめのバッテリー容量でありながら、ベンチマークも実際の駆動時間と共に良くなってます。
Antutuバッテリースコア(80%時)
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