ファームウェアがサーバーにアップされ、手順通りに0926版に更新できました。前記事での問題中、Wi-Fi関連は改善が見られ、再度確認中です。
OTAサーバーでのファームウェア更新 できました。現在は問題なし
3Gの接続性 改善あり(確認中)
1. 3Gで接続した後に、一旦Wi-Fiへ接続し、再度Wi-Fiを遮断した後に、自動的に3Gの再接続ができない。(改善されました。)
2. アンテナピクトもHマークも正常に表示されているが、インターネットにアクセスできないことが多発する。(確認中)
3. SIM1-2間を手動で切り換えると、なかなかリンクしない(ピクトが立たない)。(確認中)
デュアルSIM運用 問題あり
SIM切替がショートカットからの手動切替であるという不便さに加えて、動作自体がかなり不安定で、実用レベルではありません。
構成: SIM1 (Data専用) / SIM2 (通話専用)
この構成で、SIM1からSIM2に設定を操作して切り換えて、SIM2のピクトが立ったことを確認し、電話をかけようとすると、勝手にSIM1に切り換えようとして、結果として電話がかからない。何度か切り換えていると、全くピクトが立たなくなる。
Antutuバッテリースコア すごく悪い
80%試験はとても時間がかかるので、まず4%試験をしてみましたが、まれに見る低い値です。あくまでもベンチマークテスト値であり、実際のバッテリー駆動時間を直接示すものではありませんが、良くない状態であるのは伺えます。後日、80%試験の値も公開します。80%試験の結果3396でした。
待機電流(通話待受時間に直結)が大きい
待機電流の大小はシステム側では正確に測定できず、バッテリー残量と経過時間からの算出になるので、直接バッテリー端子に電流計をつないで測定しました。(縦軸:A 横軸:秒) 他の機能は停止しているので、純粋に3Gの待機電流の増減だけを表しています。
構成: SIM1にData SIMだけを入れた場合 平均待機電流 9mA
(セルスタ問題がないスマホであれば約3mA程度なので、正常時の3倍の消費)
構成: SIM1 Data SIM/SIM2 音声SIMの場合 平均待機電流 11mA
(選択されていないSIM側からの浪費も発生している)
Smart wake
Smart wake機能の停止では待機電流に変化は見られません。機能を停止しても、TPコントローラ自身はアクティブなままのようで、これもシステム待機電流が多い一因かもしれませんが、停止しても待機電流にメリットはないことが判ったので、心置きなく使いましょう。
Bluetoothテザリング
公式ブログでBluetoothテザリングが動作するという記述はあるものの、他社のMT6582採用機では、どれもiPad Air/miniに接続ができないため、懸念していましたが、やはり接続できませんでした。ペアリング時にnicoは接続した状態になりますが、iPad側が接続状態になりません。Broadcom採用のコヴィア各種や、Qualcomm採用機の各社のLTE機では問題ありません。公式ブログなので、どの機種で確認されたか明記していただきたいものです。
2014.10.3 追加修正
何度か再試験をして、初回のペアリングが他機種より成功しにくく、ペアリング後は一度「接続されていません」と表示されますが、再度タップすればつながることを確認しました。ペアリングの手順が成功すれば、その後の動作には問題ありません。
この記事はまだ引き続き更新中ですので、是非またお越し下さい。
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