A500KL国内モデルの初動調査の一環で、セルスタンバイとGPSについてのご報告です。結論としては、どちらの機能も問題はありません。少し気になったのは、A500KLは、LCDの輝度調整が暗めに設定されており、デフォルト設定のオートで使った場合は少し暗く感じます。日常的にPolaroid Lineageの輝度の高い画面を見ているので、顕著に感じます。
セルスタンバイモード
A500KLはQualcommのMSM8926を採用しており、チップは2つのSIMスロットに対応していますが、QualcommではSIM2はGSMだけしかサポートせず、さらにA500KLではSIM1でLTE/W-CDMAのみをサポートする仕様なので、待機電力的には有利です。
今回はDTIのServersman LTEのSMS無しのSIMを使って、セルスタンバイの状況を確認しました。バッテリーが取り外せない構造のため、直接電流を測定することができないため、ソフト的な確認になりますが、この状態で下記のようにセルスタンバイ問題は発生しています。
今日はほとんどスマホを使っておらずLTEスタンバイの時間がながかったため、セルスタンバイが占める割合が多いのですが、9時間44分の利用でも10%程度しか電池を消費していません。このためA500KLにおけるSMS無しのSIM利用時のセルスタンバイ問題は、発生はしているが、実用上は問題ないと考えます。これが気になるようでしたら、SMS付きのSIMを使われると良いでしょう。
GPSの捕捉
初回利用時にA-GPSを使って衛星の位置情報が取得できたり、実際に屋外で衛星の捕捉が短時間にできるかを確認しました。瞬間的に捕捉が完了し、受信感度も問題ありません。
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