今回は最小限の投資で最大限のハイレゾ音質を目指すコンセプトに基づいて、デジタルアンプを使ってスピーカーを駆動してみました。今回見つけたデジタルアンプ(約3,000円)のおかげで、驚異的なコストパフォーマンスのハイレゾ再生環境が整いました。
全体構成
ここまでのFLEAZ F4s(USB-DAC対応の最廉価スマホ)とDeFF DDA-LA20RC(ONKYOも扱っているUSB-DAC)の組合せに、Tripath TA-2020という伝説のチップを搭載した、超廉価なデジタルアンプを加えました。このTripath社はすでに倒産しており、市場に滞留しているICが尽きると製品もなくなるので、興味のある方は急がれたほうがよいです。Tripath社とこのチップについてはネットで多くのオーディオマニアの方々が大絶賛しているので、検索してみてください。Tripathは1996年に、それまで音質が悪いと思われていたD級アンプを、一人の天才技術者がシリコンバレーで開発し起業したものの、2007年に倒産しましたが、残された製品はいまでも世界レベルで人気があるようです。
接続して再生
スピーカーを直接接続し、FLEAZ F4sとDDA-LA20RCでハイレゾ音楽(Flac 96Khz/24bit)を再生してみました。たったこれだけで驚くほどの音が簡単に出ます。
Lepai社LP-2020Aの勇姿
外観は単なる中華の怪しげなアンプですが、Tripath TA-2020のおかげだけで、別次元の性能を発揮します。
LP-2020A背面
Lepai社デジタルアンプ LP-2020A
カスタマーレビューが402件ついており、その殆どが4以上、偽物に対するクレームがポイントを少しさげているという驚異的な評判です。

Lepai デジタルアンプ LP-2020A+ Tripath TA2020-020 ブラック
- 出版社/メーカー: Lepai
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